「お宅の職人さん、塗るのが遅いね」大手と並んで分かった、外壁塗装の“本当の違い”と適正価格の話
- 店長 弘

- 6月14日
- 読了時間: 4分

今日は、外壁塗装の見積もりについて少し踏み込んだ“業界の本音”をお話しします。
「チラシで〇〇万円って見たけど安いよね?」
「相見積もりしたら50万円も差があった」
宮代町・杉戸町だけじゃなく、久喜市・春日部市・幸手市・加須市などのエリアで多いご相談が多いです。ただ、ここで一つだけお伝えさせてください。
👉 外壁塗装は“安さ”で選ぶと、後で高くつく可能性があります。
① 外壁塗装の「適正価格」はどのくらいか?
まず前提として、一般的な戸建ての外壁塗装にはある程度の“相場”があります。
経済産業省の住宅産業協議会という有識者が集まる機関でも適正金額の目安がホームページに示されています。目安としては以下です。
塗装工事:60万〜80万円
足場工事:25万〜40万円
シーリング工事:30万〜60万円
付帯部塗装:20万〜30万円
👉 合計:約150万〜200万円前後
もちろん家の大きさや状態によって前後しますが、一つの基準にはなります。
✔ 注意してほしいポイント
高すぎる → 過剰な利益の可能性
安すぎる → どこかが削られている可能性
特に多いのが、
👉 見えない部分(材料・手間)の削減です。
② 【実録】「遅い」と言われた理由

以前、隣の家が大手ハウスメーカー、そして同時期にうちでも塗装工事をしていたことがありました。
その時、ご近所の方からこんな声をいただきました。
👉「牧さんのところ、進みが遅いね。大手さんはもっと早く塗ってるよ」
✔ 実はこれ、よくある誤解です
一見すると、
早い=腕がいい
遅い=効率が悪い
と思われがちですが、実際は逆のケースもあります。
③ 「ワンストローク」の違いがすべてを物語る
塗装には“ワンストローク(ひと塗り)”という考え方があります。
✔ 早く終わる現場の特徴
塗料がサラサラ
ローラーがスーッと長く伸びる
作業が早い
✔ なぜそうなるのか?
👉 塗料を必要以上に薄めている可能性があるためです
塗料は、メーカーが定めた希釈率(薄め方)があります。
これを超えて薄めると、
塗りやすくなる
作業が早く終わる
というメリットがありますが、
👉 耐久性は確実に落ちます
④ 私たちのやり方(遅く見える理由)

私たちは、規定通りの濃さで塗料を使います
そのため、
塗料が重い
ローラーの動きが遅くなる
ワンストロークが短くなる
結果として、作業に時間がかかります
✔ さらに大事なこと
外壁はすべて同じ状態ではありません。
南面と東面では劣化の具合は全く違います。
そのため、
👉 面ごとに塗り方や塗布量を変える必要があります
この説明をしたところ、ご近所の方からは
「遅いんじゃなくて、ちゃんとやってるのね」
と納得していただけました。
⑤ 見積もりの差は「シーリング」で出る
もう一つ、大きな差が出るポイントがあります。

👉 シーリング(コーキング)工事です
✔ 正しい施工(打ち替え)
古いシーリングをすべて撤去
新しく打ち直す
✔ よくある安価施工(打ち増し)
古い上からそのまま塗る
一見同じに見えますが、耐久性はまったく別物です
✔ なぜ重要か
シーリングは、雨水の侵入を防ぐ“最後の砦”です。
ここがダメになると、
👉 内部に水が入り、柱が腐る原因になります
⑥ 結論:価格の裏には「理由」がある
外壁塗装は、
材料
手間
時間
この3つで成り立っています。
👉 適正にやれば、ある程度の金額と期間は必ずかかります
逆に言えば、極端に安い場合は、そのどこかが削られています。
まとめ:見るべきは「金額」ではなく「中身」
外壁塗装で大切なのは、
👉 いくらかではなく、どうやってやるか
です。
塗料は規定通り使われているか
シーリングは打ち替えか
面ごとに施工を変えているか
このあたりを確認するだけでも、失敗の確率は大きく下がります。
「この見積もり、本当に大丈夫かな?」

そう思った方は、一度ご相談ください。
無理に工事を勧めることはありません。まずは、
見積もりの中身
工事内容の妥当性
そこを正直にお伝えします。
👉 セカンドオピニオンが必要な方はご相談ください。




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