【施工事例の現場から】「基礎のひび割れ、実は40万円の対象でした」——3年以上前の地震でも諦めなくていい理由と、お客様の誤解。
- 店長 弘

- 8月6日
- 読了時間: 4分
こんにちは。リンクツリーリフォームの牧です。
前回、「地震保険は申請しないと大損する」というお話をしました。「本当にそんなにうまくいくの?」と思われた方もいるかもしれません。
今回は、施工中のお客様宅で実際に体験した査定のやり取りをもとに、保険会社の調査員と直接話して分かった査定基準のリアルと、多くのお客様が抱えている誤解についてお伝えします。
■ 施工中に見つけた、基礎の「1本のひび割れ」
先日、リフォーム施工中のお客様宅で、コンクリート基礎にひび割れ(クラック)を発見しました。

ご主人に確認すると、「地震保険には加入しているが、こんな小さなひびで申請できるわけがない。そもそも前回の地震(2021年の千葉県北西部地震)から3年以上経っているから、もう時効だろう」とおっしゃっていました。
私は「諦めるのはまだ早いです。一度、保険会社へ調査を依頼してみましょう」とお伝えし、お客様から保険会社へ連絡していただきました。後日、調査員が現地へ訪問。私もプロとして査定に立ち会い、直接やり取りをしました。
■ 保険会社の調査員と話して分かった「査定基準のリアル」
【3年以上前の地震でも対象になるケースがある】
火災保険・地震保険の申請期限は原則3年とされています。ただし、国が再保険として関与している地震保険では、甚大な被害をもたらした大規模災害については、3年を超えた事案でも例外的に調査・対応されるケースがあります。期限を理由に自己判断で諦めることが、最ももったいない対応です。

【査定で最重視されるのは「基礎を貫通したひび割れ」】
査定において最も重視されるのは基礎のひび割れです。「ヘアークラック(髪の毛ほどの細さ)では対象にならない」と思われがちですが、細くても基礎の上から下まで一本つながって貫通しているひび割れであれば、一部損の判定材料として評価される可能性があります。
【壁紙(クロス)のひびは工法によって評価が異なる】
お客様が最も心配されていたのは室内の壁紙のひび割れでした。調査員によると、「クロスのひびはツーバイフォー(2×4)工法の住宅でなければ、査定ポイントとしてほとんど加算されない」とのことです。一般的な在来工法の住宅では、クロスのひびは評価されにくいのが実態です。
■ 調査結果と、お客様が抱えていた2つの誤解
今回のお宅は「一部損」として認定され、約40万円の保険金が支払われることになりました。その結果を伝えたとき、お客様から出てきた言葉に、現場でよくある誤解の根深さを改めて感じました。

【誤解①:「クロスが割れているから、家の構造がダメになったと思っていた」】
室内のクロスが破れているのを見て、「家の構造自体がもうダメなのでは」と本気で心配されていました。
実際には、地震の揺れに対して下地の石膏ボードがわずかにずれ、表面の紙が破れただけです。家が歪んでいるわけではなく、むしろ正常な挙動といえます。構造の専門家として「問題ありません」と伝えたとき、保険金が下りたこと以上に安堵されていたのが印象的でした。
【誤解②:「保険金は地震の修理にしか使えないと思っていた」】
「40万円もらって基礎を直さなかったら問題になるのでは」と心配されていましたが、これは誤解です。地震保険金の使途に制限はなく、100%自由に使えます。今回のお客様は、当社が施工中の断熱リフォーム費用の一部に充当され、自己負担を大幅に圧縮することができました。
■ プロを「セカンドオピニオン」として活用してください
「3年以上前の地震だからもう無理」「うちのひびは大したことない」と自己判断して、本来受け取れるはずの保険金を見逃しているケースは、杉戸町・宮代町・加須市・久喜市をはじめ埼玉県内に数多くあります。

地震保険は、毎月の保険料を支払い続けてきたことに対する正当な権利です。
私がお宅へお伺いする際は、外壁や断熱の診断だけでなく、「保険対象になりうる基礎のひび割れがないか」も合わせてプロの目で確認します。費用はかかりません。
「もしかしたらうちの基礎も対象になるかもしれない」と思われた方は、まずは当サイトの【補助金・減税スピード診断ナビ】で断熱リフォームの相場をご確認いただきつつ、「基礎の無料診断」もお気軽にご依頼ください。




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